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癒守の地球

~いますべてが生まれ変わるとき。シリウス意識の光の地球へ~

アフリカのSerer(セレール)という宗教 その2

前回の記事の続きです。

アフリカの宗教Serer(セレール)には、
2つのピラミッドの底辺がくっついた世界観がありますが、

800px-Serer_cosmogony_-_representation_of_the_universe.jpg


上のピラミッド△は「太陽(SOLEIL)の世界」で、
下のピラミッド▽は「月(LUNE)の世界」なので、

△は天照大神で、
▽は月読かもしれませんね。

そして△の頂点のROOGは、
雨や風を司る豊穣の神なので、
これはスサノオじゃないですか?

それに、

△=太陽(SOLEIL)= 昼の世界 = 地上

ですから、
スサノオは地球そのものだとも言えませんか?

「『天照大神=太陽、月読=月、スサノオ=地球』
なんだと思いますよ。
なので、スサノオは地球を統括する、
地球の最高神であるのかもしれませんね」

と、ノンモさん。

天照大神とスサノオは神話となって伝えられ、
よく知られていますけど、
月読の行方は、とてもあいまいで、
不明と言っても良いくらいですよね。

Serer(セレール)では、
太陽と最高神(ROOG)は地上にいるけれど、
月は地上にはおらず、黄泉の世界にいるから・・・
なのかもしれませんよね?

「△では月読が不明ですが、
▽では、天照大神が不明になっているかもしれませんね。
そして、▽の月の世界とは、
地上の水面に映る月の世界のことかもしれません」
と、ノンモさん。

以前、ピラミッドが地球の半球を表すとブログに書きましたが、

(→記事『ピラミッドは地球の半球を表している』をご参照ください)


Serer(セレール)によれば、
△は、地上であり、地球であり、上半球であって、
▽は、地下であり、死者の住む下半球であって、
黄泉の国でもあると言えますよね?

△が地球を表すなら、
地上は半球ということになりますよね?
だったらSerer(セレール)の世界観も、
地球平面説となりますよね・・・。

(→記事『再熱する地球平面説』をご参照ください)

それから、天空の神ROOG と祖霊との仲介役で、
ピラミッドの底辺の4点にあるPANGOOLですが、
これって、シリウス、オリオン、ベガ、
マクシニアス(アルクトゥルス+プレアデス)の4神ではないですか?

「いえ。4神ではなく、シリウスとオリオンの2神だけだそうですよ」
と、ノンモさん。

2神だけ・・・???

( ̄ー ̄?)

「それから、Sererで五芒星のシンボルを使っているのは、
上のピラミッド(△)が、底辺の4点+頂点の1点で、
合計5点になるからだと思います。
そして、△▽2つのピラミッドの底辺をくっつければ、
底辺の4点+2点の頂点で、合計6点となりますから、
六芒星となりますよね」
と、ノンモさん。

ほ、本当ですね!
それは気づきませんでした。

ポコプンによるSerer(セレール)

キリスト教やイスラム教の布教で、
現在は失われてしまった、古代エジプト神の世界観が、
アフリカのこのSerer(セレール)という宗教に残っているよ、
と、ポコプンが言いたいのではないかと、私は思っています。

はっ!地上の頂点のROOGがスサノオなら、
黄泉の国の頂点のANCETRESが何者なのか、
聞くのを忘れてしまってました~💦

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アフリカのSerer(セレール)という宗教 その1

唐突にノンモさんから、

「すみません、忘れちゃう前に簡単に手短に・・・。
まずは『地上の星=アフリカにあるSererという宗教(民族?)のシンボルが五芒星』
情報が多すぎて全部読めないので、とりあえずリンクをお送りします」

というメールが届きました。

どうやら、ノンモさんがポコプンから、
『アフリカ、星』だか、『エジプト、星』で、ググって!
と、言われてググったら出てきた、
アフリカの宗教のようなんですが、

送られてきたリンクが、
全部英語サイトなんですけど・・・(涙)

Wikipedia ”Serer”
https://en.wikipedia.org/wiki/Serer_religion


しかも・・・、説明が長い。
こんな時、ものすごく時間をかけて読もうと思ったら、
読めてしまう中途半端な英語力があるので、
ポコプンに読めませんと言えないのが辛い・・・。

そしてノンモさん、
読む気がないから、私に振ったな~!!!
(#`皿´) ムキーーーー!

仕方ないので、数日に分けて、
(でないと集中力が切れてしまうので)
読んではみたものの、やっぱり良く分からない・・・と、
放置していたら、

読者さんが、千葉大の教授が書いたSerer(セレール)に関する、
論文の一部を見つけて、メールして下さいました。

いつもいつも、お世話をお掛けします。
ありがとうございます。
m(_ _)m

というわけで以下は、この論文から抜粋させていただいた、
アフリカのSerer(セレール)という宗教の世界観です。

800px-Serer_cosmogony_-_representation_of_the_universe.jpg


Serer2.jpg

 
セレール人は祖霊信仰のエスニックグループである。
セレール人が信仰しているのは祖霊Roog、SeenあるいはKoor である。
Koor は天空の神であり、降雨を司る。また万有のエネルギーの源でもある。

不可視の世界においては、天上の神Koog(図ではRoog)の世界が存在する。
Koogは雨や風を司る、いわば豊穣の神でもある。
Koogは人間が生きる現生(地上)に万有のエネルギーを放出する。

昼間における地上の世界は、2 つの世界に分けられる。

1 つは現実界である。
現実界は人間が接触することができる世界であり、
神聖な人々やもの、場所が混然一体としている世界である。

もう1 つは全能の力を妨げることのない想像界である。
想像界は通常の人間が直接的に接触することができない世界であり、
いわば不可視の世界である。

地上の世界には2 通りの住人がいる。

1 つは人間である。
可視的で村や郊外にコミュニティを作り、住んでいる。

もう1 つはDjinn、複数であればCiniと呼ばれる精霊である。
(アラブ世界においてジンと呼ばれる精霊の存在はイスラーム登場以前から知られている。善性と悪
性があり、善性のものは社会的地位と幸運をもたらすが、悪性のものは死をもたらすことがある。)
不可視で、人々から離れたところに住む。

そして地上の世界の下には、夜の世界がある。
祖霊の世界(「死者たちの村」と呼ばれる)JaaniiwあるいはHonolu である。

太陽の光はないが月が輝き、陸上の世界における夜を作り出す。
そしてJaaniiwは死者が新たな生命を地上にもたらす、
いわば新しい生命として輪廻転生するまで待機する空間でもある。

またPangoolは天空の神Koor と祖霊との仲介役としての機能を果たす。
Pangoolは2つの種類がある。ひとつは自然の力の化身としての存在であり、
もうひとつは祖先のPangoolである。




2つの四角錐(ピラミッド)の底辺をくっつけた、
正双四角錐(正八面体)の世界観の、
Serer(セレール)については、次回に続きます。

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イスラーム世界の「ラーハ(ゆとり+くつろぎ)」という時間

ただ今、ラッキー☆神式、
『9月16日(土)、17日(日)、18日(月) 完全にスイッチ・オフの時間の日 (ポコ点:4)』
ですが、

みなさま思い存分、ダラダラ~、ボケーッとしていらっしゃいますか?

「現代人は、常になにかしようとして、
スイッチを完全にオフにできず、
十分に休息がとれない人が多いんですよ。
自分のクライアントのほとんどがそうです。
自分もオフにはなれないので、よくポコプンに、
キャンプに行ったときくらい、何もしないでのんびりしなよ!
って叱られていますよ」

と、ノンモさんが言う、
ポコプンのススめる完全スイッチ・オフの時間の概念に近いものを、
最近読んだ本『イスラームの日常世界(片倉ともこ著)』の中に見つけました。



イスラーム世界の人たちの生活は、
3つのワクト(とき、時間)にわけられる。

「ショグル(労働)」
「ラアブ(遊び)」
「ラーハ(ゆとり+くつろぎ)」


の3つのワクトである。


「ショグル」のワクトは、仕事をする時間、労働の時間のことである。かれらはこれをあまり重視しない。生活していくために、必要な時間ではあるけれども、どちらかといえば必要悪だ。(中略) アーダムは、禁じられていた木の実を食べたがゆえに、それまでのエデンの園での自由な楽しい生活から追放され、死ぬまで食物を得るために労働することになった、つまり労働は神からの呪いであるというのである。かれらは、できるならばこの呪いからのがれて、エデンの園にもどりたいという願望をもっている。


「ラアブ」のワクトとは、遊びの時間を意味する。ここでは労働と同様、遊びも軽視される。遊びというものは子供のすることであって、一人前のおとながすることではない。ゲームをして遊んだり、はねまわったりするのは、おとなとしての威厳をおとすことだと考えられている。マージャンもゴルフも、大のおとなのすることではない。日本人は、一日の時間を仕事と遊びにしかついやしていない。それも、遊びが仕事の延長になっていたり、仕事への英気をやしなうための遊びだったりするというではないかと、その生き方をムスリムたちは、おどろきをもって眺める。


日本人にしたら、他に何があるかといいたくなるが、かれらがもっとも重視しているのは、仕事でも遊びでもない。「ラーハ」とよばれるものなのである。


「ラーハ」というのは日本語に訳しにくい言葉で、しいていえば「休息」、「安息」にあたるだろうか。しかし、労働をしたから休む、疲れたから休息する、といった受動的なニュアンスは、ラーハにはない。むしろ、ラーハの時間をもつために労働をするといった、能動的で積極的な意義をもっている。


ラーハの時間をたくさんもつことが人間らしい。いい生き方なのである。どういうものがラーハの範疇に入るのか、順不同にならべてみると、家族とともにすごすこと、人を訪問すること、友人とおしゃべりをすること、神に祈りをささげること、眠ること、旅をすること、勉強すること、知識をうること、詩をうたいあげること、瞑想すること、ぼんやりすること、ねころがることなどである。ごろんとすることも、勉強することも、同じラーハの範疇に入り、同じ価値をもっているのである。


日本にやってきたムスリムたちがおどろくことの一つは、家族と顔をもあわせないで仕事をしている人がいるということである。お父さんが帰るころには子どもはもう寝ていて、子どもがもう学校にいってしまってから、おとうさんがのこのこ起きてくるんですよ、などということをきくと、びっくり仰天してしまう。


かれらは労働のなかにラーハをもちこみ、できれば、別々のものではなく、両者を一元化したいと考えている。仕事のなかに礼拝やら断食やら、「ゆっくりズム」をもちこむ。仕事場に、子供たちを連れていく。大臣の記者会見の席に子どもが同席していることもある。いいかげんな仕事ぶりのようにみえるけれども、ラーハをもっとも大切にするかれらにとっては、それこそが人間らしい生き方なのである。


『イスラームの日常世界(片倉ともこ著)』より抜粋




この3つのワクト!そして、ラーハ!
これ、私が長年探し求めていたものなんですよ!
まさか、まさか、あんなに毛嫌いしていたイスラムにあっただなんて!!!

「少し次元の高い光の地球が、この『ラーハ』の世界なんだそうです。
多くの人は光の地球は、みんなが笑顔で、争いがなく、
みんながテレパシー会話していて・・・、
なんて世界だと思っているでしょうけど、

光の地球は心のゆとりの世界。
人間が人間らしい世界。
けんかはあってもいじめがない世界なんです」
と、ノンモさん。

すぐにいじめはなくならないかもしれませんが、
いじめることを良く思わない人や、
いじめられている人を助けようとする人が増えるでしょうね。

「でも、残念ながら、このラーハは3次元では難しいんです。
アヌンナキに完全に押さえつけられていますからね」

そうですね。
人間性よりも生産性が重視されている先進国では、
ラーハは、怠け者や浮世離れした人間のすることと見なされますからね。



ムスリムたちが、現実の生活のなかで、それを実現していくことは、もちろん容易なことではない。しかし、生産的活動と非生産的活動とをできれば同時におこなうことが理想的であるとかれらはつねに考えている。うたいながら、笛をふきながら、子供をあやしながら仕事ができれば、どんなにか人間的なときのすごし方になるだろうに、と思っているのである。

『イスラームの日常世界(片倉ともこ著)』より抜粋




今年の3月以前までの私が、
問題ばかり起こすから、地球上からなくなってしまえばいい!
と思っていた、アラブ諸国とイスラムの中に、
私の長年の探し物は、あるようです。

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七夕伝説の謎 その2

七夕伝説の謎 その1からの続きになります。



リサーチをしていたら、意外なところから「七夕」が出てきました。
なんと、古代エジプトです。

古代エジプト時代、エドフのホルス神殿で年に一度行われていた
「ハトホルの祭り」が、七夕伝説の彦星と織姫にそっくりなんです。

ハトホル神
古代エジプト神話の、愛と美と豊穣と幸運の女神。聖獣は牝牛のハトホル(Hathor)。

古代エジプトの新年とは、
7月半ばに、ナイル川の増水と氾濫を知らせる、
シリウスが太陽を伴って東の地平線から昇る現象の、
ヘリアカル・ライジングなのですが、

「ハトホルの祭り」は古代エジプト暦の年末だったそうなので、
時期的にも七夕と同じころになりますね。

(※古代エジプトで使われていた暦は、太陰暦でも太陽暦でもなく、
毎年起こるナイルの増水と、シリウス(古代名はソペデト)が川の水平線に輝く周期を観察した、
いわば「ナイル暦」とでもいうべきものだそうです。
『古代エジプト暦の換算法』より)


     *****


エドフは、ハトホルの祭りで有名な町。

「 ホルス神 」 と結婚し、妻神となったのが 「 ハトホル女神 」
「 ハトホル女神 」 は、エドフからナイルを下った、ルクソールの北にあるデンデラの町 「 ハトホル神殿 」 に祀られています。

夫婦である2人が会えるのは、年に1回、2週間だけ。
ハトホル女神のご神体は、エドフまで、船神輿に乗ってナイルを旅し、ホルス神のご神体と並んで祀られたそうです。

まるで七夕のようなロマンチックなストーリー。
1年に1度きりの夫婦神のランデブー 「 ハトホルの祭り 」 は、「 美しき出会い ( 結合 ) の祭り 」 とも呼ばれ、船渡御を祝う人々でとても賑わったそうです。


(『食べて、寝るだけ』ブログさんより)

     *****


「ハトホルは機織りかもしれませんよ」
とノンモさん。

え?ダジャレですか(笑)

「掘った芋いじるな・・・みたいに」

ほったいも・・・? あー!What time is it now?
な、懐かしい~!あはははは(笑)

「八多さん、笑ってますけど、
案外本当にそうかもしれませんよ。
家に帰って調べてみます」

と、いつになく真剣な面持ちのノンモさん。

(゚Д゚)



古代エジプトの初期にはイシスではなくハトホル女神がホルス神の母親とされていた。つまり「母性」こそがこの女神の最初の本質である。一般的な夫は、エドフのホルス神殿に住む、ホル・ベヘデティ神。ホルスの名を持つが、イシスの息子ホルスではない。(後の時代には混同されていた節があるが…。)

有名なエジプト初期の王、ナルメル王のパレットには、戦う鷹の姿と、それを見守るように上部に描かれた牛の顔が刻まれている。(この牛は正確には"バト女神"で、のちにハトホル女神に吸収され、一部となった。ハトホル女神は多数の"母なる女神"の集合体であり、もともとは一般名称だったとも考えられる)


bat.jpg
(『無限∞空間』ブログさんより)



そんなノンモさんに感化されて、
私もハトホルとホルスについて調べてみるのですが、

ハトホル女神の夫であり、
ホルスの名で知られるホル・ベヘデティ神は、
色とりどりの翼として知られているそうだし、
一般的に知られるイシスの息子のホルス神もハヤブサだし・・・。

両方とも鳥類。

ホルス神
一般的に知られるホルス神 (あー、可愛い♡)

彦星は牛飼いで、織姫は天女なのに、
なんで彦星にあたるホルスが鳥で、
織姫にあたるハトホルが牛なの?
と悩んでいたところに、

「ホルス=ワシ(わし座)
わし座のα星はアルタイル=別名: 彦星 
ということから、多分ホルス=彦星

織姫の別名はベガ。ベガはこと座のα星で、
こと座は英語でLyra
(ユダヤ教やキリスト教での意味は受胎を司る天使、又は魂の助産婦)。
因みにハトホルは妊婦を守る女神。
ということから、多分ハトホル=織姫

ですね!」
と、ノンモさんからメールが。

ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
ノンモさん、すごいぃぃぃ、つながった~!


一般的には中国の天の川伝説『牛郎織女』が、
七夕物語の起源と言われていますが、
歴史的には、ホルスとハトホルのほうがぜんぜん古いですから、
実はエジプト起源だったと考えたほうが良いですね!

天の川はナイル川だったのですね~!?

では『癒守の地球物語』では、
卑弥呼がハトホルで、
神武天皇がホルスになるんですね!?
と、返信すると、

「そうなりますね!
あとは七夕の意味するところを後で探ってみます。
でもアルタイルとベガが夏の大三角形の2つだとすると、
残りの白鳥座のデネブも気になりますね~」
とのお返事。

なんだか、濃いポコプン情報が降りてきそうな予感です♡
癒守の地球物語情報につながるといいんだけどなぁ・・・(遠い目)

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七夕伝説の謎 その1

ノンモさん&ポコプンと出会ったばかりのころから、
なにかにつけて登場する「七夕伝説」

これまでの「七夕」に関する情報は、

『ストロベリームーンとイチゴ狩り』
『水面に映る月』

に、書いていますが、

(あぁ、そういえば、
2度と会えないと思っていたノンモさんに再会したのも、
2012年7月7日でしたねぇ・・・。
(→記事『私の神式会社への入社方法~ポコプン登場~』をご参照ください))

かれこれ4年間リサーチをしても、
決定的な情報は出てこないままなので、
ついつい忘れそうになっては、
「七夕」リマインダーが、何度も何度もやってきます。
(「婚活やって!双子ちゃん産んで!」と同じ頻度のしつこさで。苦笑)

一般的には、天の川を境にして会えなくなった織女(しゅくじょ・織姫)と牽牛(けんぎゅう・彦星)が、七夕の夜にだけ、かささぎの橋を渡り、再会できるという悲恋物語として知られている七夕伝説。

自分の備忘録も兼ねて…、
現在までの「七夕」についてのリサーチ結果です。

● ほとんどの神事は、「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが常であり、祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。午前1時頃には天頂付近に主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。

● 「たなばた」の語源は『古事記』でアメノワカヒコが死にアヂスキタカヒコネが来た折に詠まれた歌にある「淤登多那婆多」(弟棚機)又は『日本書紀』葦原中国平定の1書第1にある「乙登多奈婆多」また、お盆の精霊棚とその幡から棚幡という。
(Wikipedia『七夕』より)

● 七夕儀礼を天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)(機織の術を教え授けられた神)やシタテルヒメ(渡来系の機織り集団に奉斎された女神)を祭神とする、本来の鎮座地である(當麻町)葛城市太田で、日本最初の棚機の儀式が行われていたと考えられている。
(『棚機神社・葛城市』より)

● 七夕(しちせき)から七夕(たなばた)へ
 日本に七夕の儀式が伝わったのは、五世紀代(古墳時代 )のことである。七夕の儀式は古代中国の乞巧奠(きっこうてん) と呼ばれる宮中儀礼のひとつで、機織(はたお)り技術の向上を願う儀式であった。その儀式は単独ではなく、当時の最新の機織り技術や織機(しょっき)と共に大陸及び朝鮮半島から日本に伝来したと思われ、その裏付けが「七夕」という言葉の音にあると考えられる。

 本来、中国における「七夕」は「タナバタ」とは称さず、「シチセキ」もしくはそれに類似した音で称されていた。七夕(しちせき)が七夕(たなばた)へと音の変化を遂げたのも、「七夕(シチセキ)儀礼・棚機(タナバタ)・最新技術」が三者一体となって我が国に伝来したことを意味するにとどまらず、「棚機」とそれを操る渡来系工人の高度な技術が、それを受容した人々に強烈な印象と新鮮な驚きを持って迎え入れられたことが想像できる。
(『葛城市當麻物語(歴史)』より)

● 【 筑前大島天の川伝説 】

昔、唐の国に使えに行った貴公子が、織女を伴って帰国の途中、深い恋仲となったが、 それは果敢ないかりそめの縁で、二人は日本に着いて離ればなれになった。 それから貴公子は織女を想い日々を過ごしたが、ある夜、夢枕で神のお告げを受け、筑前大島の中津宮に来て、 天の川にたらいを浮かべ、水鏡に映る織女との逢瀬を楽しみに、神仕えの身になったという。
(宗像大社ホームページ『七夕祭』より)

● 【比治の里、峰山町鱒留[ますどめ]の集落に古くから伝わる「さんねも・羽衣」の伝説】

比治山に八人の天女が舞い降り、水浴びをしていると、三右衛門[さんねも]という猟師が天女の衣を家に持ち帰る。「どうか羽衣を返してください」と天女が懇願しても「家宝にするのだ」と返さない。天女はとうとう諦め、さんねもの妻となり三人の娘をもうける。

天女は美しいばかりでなく、蚕飼いや機織り、米づくりや酒造りを教え、村はみるみる豊かになり人々は幸せに暮らした。しかし、天女は天が恋しくてたまらず、ある日、隠してあった羽衣を見つけ三人の娘を残して天に舞い上がる。悲しむさんねもに「7日7日に会いましょう」と天女は言い残したが、ようすを窺っていた天邪鬼が「7月7日に会いましょう」とさんねもに教えた。それでも嘆き悲しむさんねもに、天女はゆうごう(夕顔)の種を渡す。種を蒔くと、つるはどんどん天に伸び、さんねもはつるを登った。そこは天上の世界、天女はせっかく来てくださったのだからと、「天の川に橋をかけてください」とさんねもに請う。「ただしその間、私のことを思い出さないでください。そうでないと一緒に暮らすことはできません」。さんねもは一生懸命に橋をつくり、もう少しで完成というとき、嬉しさのあまり、天女の姿を頭に思い浮かべてしまった。とたんに天の川は氾濫し、さんねもは下界に押し流されてしまった。

この話は七夕の発祥とされる。谷あいの集落には天女の長女を祀る「乙女神社」があり、天女を嫁にしたさんねもの子孫の家もある。その安達家の家紋は「七夕」、屋号も「たなばた」で、現在の当主は「この家の庭から天女は天界に昇ったそうです」と教えてくれた。代々そうして語り継がれてきたのだろう。

七夕 家紋
天女を嫁としたと代々語り伝えられている安達家の家紋は「丸に七夕」。現在も安達家では七夕の前日、8月6日(旧暦7月6日)に、近在の人たちが集まり七夕祭が催される。
(『丹後の伝承|舞い降りた天女、二つの「羽衣伝説」:JR西日本』より)

● 伊雑宮の御田・わらじ祭り・潮かけ祭り

初夏、伊雑宮の上空へ的矢湾から織女星(玉柱屋比売命)が登って来ます。伊雑宮では天照大神を表す「太一」の大団扇を立てます。太一は星の世界では北極星を表し、天御中主神ともなります。天照大神の化身が天御中主神と言う事になります。太一の団扇が田に倒されることにより、天上世界が伊雑宮の水田に移ります。玉柱屋比売命の住まいが天上から水田へと移るわけです。そして稲は生長し、穂は刈り取られ、伊勢神宮へ奉納されます。

ところが、このままでは玉柱屋比売命は天上に戻ることが出来ません。藁で、一畳の大きさの草鞋を編み、海に流します。この草鞋の大きさは伊雑宮に登ってくる一尋鮫の大きさと同じになります。草鞋は沖に流され、海中に没します。玉柱屋比売命は七夕の織り姫でもあるので、七夕の笹を海に流す風習と同じです。

この神様は海の中に行くと市杵島姫命と名前を変えます。国狭槌神の別名が妙吉祥で、吉祥天と同一視される神様です。八大龍王の信仰では八面天女(吉祥天+弁財天)に当たり、弁財天は市寸島比売命となります。向かう先は海の中の龍宮。そして、また初夏が訪れると、神様は星となり、伊雑宮へと戻ることになります。
(『わらじ祭り公式ホームページ』より)


「七夕伝説」を調べているうちに、
天女の羽衣、天照大神、豊受大神、かごめかごめ唄、竜宮城・・・などなどが、
まぜこぜになって伝えられているのが分かります。
もしかしたら、もともとは一つの伝承だったのが、
ばらばらに分けて伝えられてしまっているのかもしれません。

織女、棚機(タナバタ)から、天岩戸もつながりを感じます。



天照大神が機屋で神に奉げる衣を織っていたとき、建速須佐之男命が機屋の屋根に穴を開けて、皮を剥いだ馬を落とし入れたため、驚いた1人の天の服織女は梭(ひ)が陰部に刺さって死んでしまった。ここで天照大神は見畏みて、天岩戸に引き篭った。高天原も葦原中国も闇となり、さまざまな禍(まが)が発生した。
(Wikipedia『天岩戸』)



それから宗像大社の沖ノ島から出土されている、
金銅製高機(こんどうせいたかはた)という、金銅製のミニチュア織機ですが、
これと同様の高機が伊勢神宮にもあるそうですから、
七夕と何か関係ありそうだとにらんでます。

機織り機
金銅製高機(こんどうせいたかはた)

ちなみに、『癒守の地球物語「卑弥呼の国」』に登場する、

沖ノ島に暮らすタキリビメは織女で、
卑弥呼と磐余彦(神武天皇)も、七夕伝説に関係します。

と、これまでの「七夕」リサーチのことなど忘れてきっていた雪の降る3月、
リサーチしていたら意外なところからまた「七夕」が出てきました。

長くなりましたので、次回に続きます♪

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