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癒守の地球

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喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと

喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと

喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと
アニータ・ムアジャーニ (著)


「これは、絶対に八多さんに読んでもらいたいです!」
と、クライアントさんに強力におススメされてお借りした本です。

これまでにもブログで、
臨死体験後にコメットハンター(彗星捜索家)となった、
木内鶴彦さんの著書「生き方は星空が教えてくれる」
や、
元・福島大学経済経営学類 教授の、
飯田史彦さんの著書「ツインソウル―死にゆく私が体験した奇跡」

を、おススメ本として紹介させていただきましたが、
私は今まで、上の2冊のように、
難病にかかったり、脳溢血や心臓発作、交通事故などで、
突然訪れる死からの臨死体験しか読んだことがなかったのですが、

この本の著者、アニータ・ムアジャーニさんは、
癌の宣告を受け、4年間の闘病生活もむなしく、
全身を癌に侵され、臓器の機能停止により亡くなられるのです。

肉体を脱いだアニータさんは、あの世(幽界)に行き、
ワンネスを垣間見るという、素晴らしい体験を得て、
また肉体に戻って来られますが、
その後、たった数週間(実際には数日間)で、
全身から癌が消え失せてしまうという、
医療界の常識を覆すミラクルを起こされます。

完全な健康体となったアニータさんは、
退院後の意識の変化をこう語っていらっしゃいます。

退院した最初の数か月間はまるでずっとハイのように、
幸福感であふれていました。
あらゆるものや人が美しく見えて、
ありふれた物や出来事にさえ、
魔法や驚きを感じたのです。

私は人間の身体と生命のすばらしさに、
ただ驚くばかりでした。


私は、2015年3月30日の夜の、
プチ悟り体験の直後に、
このアニータさんと同じ状態になりました。
プチ悟り体験の翌日から勤め先が決算だったため、
私の場合この歓喜が続いたのは、たった1週間ほどでしたが・・・。
(→記事『悟りのしっぽ』をご参照下さい)

本を貸してくださったクライアントさんは、
魂との対話セッション後に、
このアニータさん状態になったそうです。

病気になる前と現在では、
世界は同じ場所ではありませんでした。

以前の仕事は、本当に自分のやりたいものではないように感じ、
戻りたいとは思えず、
自分が周囲の人達としっくりこないようにも感じました。
地球上の人々や彼らの価値観に、
自分が適合していない感じだったのです。

以前の優先順位は変わってしまい、
お金を儲けるために働いたりすることには、
もう興味がありませんでした。
人とのネットワークを築きたいとも、
仕事の後に友人と出かけたいとも思えず、
政治やニュースから友人たちがしていることまで、
完全に興味を失ってしまったのです。
臨死体験後、初めて自分を見失った感じがして、孤独でした。


これは私のプチ悟り後に経験した、
「プチ悟りブルー」の状態に似ているかもしれないなと思います。
(→記事『新しい感情』をご参照下さい)
実際にそれまでの友人と価値観や話が合わなくなって、
自然に疎遠になってしまいましたから。

けれど、海辺に座ってアイスクリームを食べながら、
太陽が水平線に沈んでいくのを眺めていると、
強く胸を打たれました。
まるで生まれて初めて、
この世の美しさを体験している感じでした。

私はあらゆるものの中にー動物や昆虫にもー神を見ました。
以前よりも自然により興味を持つようになりました。


このアニータさんの経験もまた、
私のプチ悟り直後にそっくりなんですが、

私もあらゆるものの中に、神というよりは、
愛を感じました。
動植物だけでなく、大量の排気ガスを吐く
大型トラックなどにさえも、

『人間が作りたいって思ったから・・・』

という、とても控えめな暖かい愛を感じました。

それに、鳥や犬、樹や草花、
そして太陽の思いが理解できました。

と、いっても、
東から昇る太陽の思いは、
「~~~ヾ(^∇^)おはよー♪」
燦々って感じで、

それに対して鳥や草花は、

「オハヨー♪」
「おはよう~!」


って、応えている感じで、

ハッキリ言って、
太陽も草花も動物も何も考えてないって感じました。
ノーテンキで、頭からっぽで、
脳内が常にお花畑状態って印象です。

けれど、その全てから圧倒的な穏やかで優しい愛を感じて、
この世はなんてなんて・・・優しい愛で包まれた世界なんだろうって、
心が震えるほど感動したので、
独り自給自足生活をしながら、自然や動植物と話をして生きていきたいって、
思ったんですよねー。

「八多さんはその時、
『地球語』を理解していたんですね」
と、ノンモさん。

でも、その感覚は薄れてしまっていて、
今は、そんなこともあったよねぇ~って感じの、
遠い記憶のようになっていますよ。

けれど、このアニータさんのような、

私はこれまでのすべての年月において自分に必要だったのは、
ただありのままの自分でいることだったと悟りました。
自分を非難したり、欠点があると思ったりせずにです。
同時に私達の本質は純粋な愛だとわかりました。
このことを理解したら、自分であることをもう恐れることはないでしょう。
愛であることと本当の自分であることは一つであり、
同じことなのです。


と、いった、
自分は愛である
という究極の自己にはたどり着けず、

自分は無条件の愛に包まれた存在なので、
愛がないとこの世に存在できないことは理解できるけど、
自分の魂は赤黒く燃える汚れた存在であると、
どうしても感じてしまうのです。

これは一体なんなんでしょうか?

「インナー!
インナー!
インナー!
(´∀`)ノシ

って、ポコプンが、
ブンブン手を振っています(笑)」
と、ノンモさん。

「ということで、八多さんが感じる、
赤黒く燃えているものは、魂ではなく、
八多さんのインナーチャイルドだそうです」

インナーチャイルド!?
幼い時の辛い経験なんかはもう乗り越えて、
私をいじめていた母とも和解してるから、
インナーチャイルドなんて、自分に関係ないと思っていましたよ。

「たぶん、編集者によってだと思うのですが、
この本の中に、何らかの理由で削除された文章があるみたいです」
と、ノンモさんが言うには、

それは死を目前にしたアニータさんが、

『あれこれ悩んでいたけど、自分の人生悪くなかったな。
もっと人生を楽しめたのに、なんてつまらないことに、
くよくよしていたんだろう…』


といった心境になったことだそうです。

死を目前にすると、ほとんどの人が人生を振り返り、
この心境になるものですが、
そういえば、この本には書かれていなかったような・・・。

ともかくその心境が、彼女のインナーチャイルドを癒したのだそうです。
なので、アニータさんの蘇生後に、本当の癒しである癌の完治が起こったそうで、
さらに自分は愛であるという究極の意識にも辿り着けたのだそうです。

「もしも臨死体験前に、
アニータさんのインナーチャイルドが癒されていなければ、
あの世でワンネスを経験したからといっても、
蘇生後に癌は治らなかったでしょうし、
自分は愛の存在であるという意識も続かなかったそうです」
と、ノンモさん。

ポコプンが、くどいほど、
現在、身の回りで起こっていることを、
前世や霊や先祖などのせいにしたりしないで、
「ご自身の心理の問題から目を背けないでください」
と、お伝えしているように、

神は決してみなさんから、心理面の問題を取り除きません。
たとえみなさんが臨死体験をし、幽界に来られたとしても、
そこで心理面の癒しが起きることはありません。

ということから、
アニータさんの癌の完治や、
自身が愛の存在であるという確信は、
幽界で起こったことではなく、
今世でのインナーチャイルドの癒しから起きたことなんだそうです。

あまりにも自分に関係しないと思い込んでいたので、
私はインナーチャイルドについて、
ちゃんと知ろうとしたことがありませんでした。

このインナーチャイルドについては、
また次回に続きます。

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Posted by 八多 恵子(ハタ エコ) on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

まりたま says...""
初めてコメントしますm(__)m
お礼が言いたくてコメントさせていただきました。
今年の1月1日にこちらのブログに出会い、以前のブログから一つずつ読み返してやっと最新記事までたどり着きました!(笑)
私がこのブログに出会えるまでに今成長できているのは、ポコプン&ノンモさんと八多さん始め、このブログの読者さん方の様な日々魂を鍛えまくっている(笑)先輩方が、私が「スピリチュアルー?何それこわーい見えないものは信じなーい」とエゴ丸出し(笑)で生きている間にも光を広めようと、愛を広めようと先陣をきって行動を起こしてくれてお一人づつの気付きが上へ上へと引っ張ってくれたおかげだと、本当に本当に感謝しています。もし自分だけの力だったら、このブログに書かれている事を理解できるようになるまでもっともっと時間がかかっただろうと思います。みなさん本当にありがとうございます(;_;)
これからも心に染みる気付き満載のステキなブログとポコプン&ノンモさん、八多さん、読者の皆さんのご活躍を楽しみにしております!そして、私も遅ればせながら光を広めるお手伝いをさせていただきます!
記事に関係ないコメントを長々とすいません(ToT)

あ!そーいえば、私のスピリチュアルな世界の入り口は「アダルトチルドレンとその家族」という本を読んでインナーチャイルドを癒すというところでした!(心理を学んでたら自然とスピリチュアルに辿り着いていました)
2016.01.25 22:01 | URL | #- [edit]
もちもち says..."こんばんは~!"
読んでいて少し泣いちゃいました、あったかいですね。

インナーチャイルドは結構根深い問題ですが、アニータさんのお話を聞いて癒す事が出来るんだと知れて嬉しいです。

それに八多さんのように地球語話せるようになりたいポコ(●・ω・●)自然や動物に教えてもらおう~。

とはいえ向き合うのは未だに勇気が要りますね汗
2016.01.25 22:13 | URL | #- [edit]
みぃ says..."この本…"
FBでも、おすすめされた方がいらして氣になってます!
読んでみたい本が沢山あって困ってま〜す(*´︶`*)

あとインナーチャイルドは前から注目してます。
私も癒さなくては…と思ってます。

2016.01.26 10:05 | URL | #- [edit]
mumi says...""
映画「かみさまとのやくそく」の中でもインナーチャイルドが癒されて涙されている女性がいらっしゃいました。
他人事のように観ていましたが、本当は自分でもあとのとき気付いていたんです・・・。
抱きしめてもらいたくて、泣いている子どもが自分の中にいることを。
ちょっと足を止めて、ゆっくり自分の中を覗いてみようと思いました。
2016.01.28 07:46 | URL | #- [edit]

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